個人的に好きなアーティストを勝手に紹介する【Unexist】

コロナウイルスの影響で暇を持て余している皆さんこんにちは。私自身も大変暇なので個人的に好きなアーティスト勝手に紹介して時間を潰させていただきます。第一回目はHardcore Producer / DJ の”Unexist”
Unexistは1997年から活動している(Jappo名義含め)今となっては最古参のアーティスト。現在はDogfight Records、Industrial Strength Recordsに所属。元々Traxtorm、Brutaleにも所属していたがDogfight Recordsに移籍した際に脱退した模様。この人の特筆するべきところはMainstreamとIndustrialの中間に位置するような独特の楽曲とDJ、Liveの際の激しいパフォーマンス。是非見てほしいLIVE映像と楽曲5曲ほど紹介する。

2016年3月配信のUNITY RADIOでのLive映像。何を間違ったかDJを初めて半年も立ってない頃にこの動画を偶然Youtubeで見つけてずっと手元を見ながらDJ練習していました。自分のプレイスタイルの原点にあたる動画。
 

2017年10月に開催されたThunderdome - 25 Years of HardcoreのメインステージでのLIVE映像。ISR所属のSatronicaと名前は出ていないが同じくISR所属のMalkeも出演。Satronicaは基本MCで客を煽り、Malkeは電子ドラムで暴れまわっていて圧巻。是非色々な人に見てほしいLive映像。ちなみに最初だけMC Mouth Of Madnessもいます。
 
 

Satronica & Unexist - Fuck The System [Industrial Strength Records]

Unexistの代表曲であるFuck the System。リリースが2010年なので10年ほど前の楽曲になるが今でも色褪せない名曲。相当な人気だったのかRemix EPが2度もリリースされておりAngerfist、The Sickest Squad、OGM909など錚々たるメンツが参加。Angerfist Remixはものすごい人気で今でも色々なPodcastやmixで使用されている。

 

Unexist - Kings Never Die [Dogfight Records]

Dogfight Records加入後2回目のリリースのKings Never Die。察しの良い方なら曲名だけで何となく分かると思うが、Eminem - Kings Never DieをそのままサンプリングしているHardcore。Unexistの場合サンプリングした楽曲をそのままブレイクで使ってドロップで違和感なくHardcoreに持っていく曲が多く、この曲もその手法が取られている。ちなみにサンプリングしたHiphopを刻んで曲全体に配置、BreakBeatsを足してBPM200以上で作るとUK Industrialになる。

 

Unexist feat. Da Mouth of Madness - Fuzz & Fight [Dogfight Records]

上で紹介したThunderdome - 25 Years of HardcoreのLiveで一番最初に流した楽曲。この楽曲中盤あたりでIndustrial Hardcore→Frenchcore→Terrorcoreになった後、元のBPM170に戻る所が面白い。LaurさんがTanocのイベントで流していたみたいなので日本人でも聴いたことがある人もいるかもしれない。

 

Unexist - Rottweiler [Dogfight Records]

Fuzz & FightのB面にあたるこの曲はKings Never Dieと同じ手法をとっておりこの楽曲の場合はNas - Affirmative Actionがサンプリングされている。Fuzz & Fightの方ばかり聴いててこのRottweilerをしっかりと聴いたのがつい最近なのだが超どストライクだった。

 

Brutale - Brutale [Brutale]

Traxtorm Recordsのサブレーベルで高速Hardcoreに特化したレーベル「Brutale」の記念すべき1stリリース曲。最初はThe Sickest Squad、Meccano Twins、Unexistの3名で運営したようだが直後にUnexistが脱退し代わりにAndy The Coreが加入している。高速Hardcoreのレーベル中では唯一無二の楽曲が多くリリースされていたのでレーベルが閉鎖されたことが大変悲しい。

 

まだまだ数多くの曲をあげようと思いましたが文章を書くのがめんどくさいのでこの辺にしておきます。最近では年1回のリリース程度になっていますが気長に新曲を待ち望んでいます。