2018年リリースの気になった曲

先月HARDGATEのブログの記事を書かせてもらった時から、TwitterとかFacebook以外にもメモ帳代わりに長文とか気になったことをまとめておきたい欲がでてきたのでまたこのブログもちょこちょこ書いていこうと思います。

昨日MOH TOP100も発表され2018年リリースされた良曲でmixを録ろうと思ったのですがDDJ-RBが完全に壊れているのに気づいたので文章でまとめていきたいと思います。

 

Tugie - Earbanger [PRSPCT XTRM]

ジャケットの通りTugie名義のラストEP。4曲すべてTugieが作曲する独特の疾走感のあるIndustrial Hardcoreに仕上がっておりこれが聴けるのも最後かと思っていたらRogueという名義で新たに活動を宣言し、曲も公開されましたが結局Tugieとやってることは変わってなくてホッとしました。

 

Penta & Dolphin - Last Run [PRSPCT XTRM]

全体的な曲の展開はDolphin特有のUK Hardcoreといった感じなんですが、そこへThe Third Movement等で活躍しているPentaのキックが合わさり最高の1曲に仕上がっています。B面のTrippedとPentaの合作も必聴。今年のXTRMのリリースの中でも1、2を争う良曲。

 

Jack of Sound - Life Or Death [Unleashed Records]

特別変なキックを使っていたわけでもなく、特別変なメロディという感じでもないんですが個人的にお気に入りの1曲。こういったRawstyleは今では貴重なのかもしれません。先日リリースされたJack of Sound & The Outside Agency - Some Moreも非常に印象的でした。

 

Hellfish & Bryan Fury - Doom Dance [Oblivion Underground Recordings]

今年Oblivion Underground Recordings、PRSPCT XTRM、PRSPCT RVLT、Love Love Records、Hong Kong Violence、Motormouth RecordzとかつてないペースでリリースをしてきたAxe Gabba Murda Mob(Hellfish & Bryan Fury)。この曲は今年のリリースの中でも一番AGMMらしい荒々しさが随所に現れているUK Hardcoreだと思います。

 

Blaster - Out Of Time [Cartel00 Records]

今年リリースされたUptempoの中でBlaster - El Controlと並んで1位タイで好きな曲。どういった曲かは上のHARDGATEブログのほうで色々書いてあるのでそちらを参照してください。このコンピレーションはこの曲以外にもThe Punisher、Hungry Beatsなどの良曲が収録されていますので是非チェックして下さい。余談ですがBlasterは今年Dogfight Recordsに加入する前後あたりからRawstyleやMainstream Hardcoreを多くリリースしており、またUptempoに戻ってきてほしいと常々思っています。(アルバムはFOOTWORXXかCartel00 Recordsから出してほしい)

 

X-Pander - Lose Control [Darkside Unleashed]

X-PanderはA² RecordsからRawstyleをリリースしていたアーティスト。突如今年の5月にUptempo Hardcoreも作曲していくことを宣言しすぐにEPをリリース。そして今月Darkside Unleashedからアルバムを発売。キックがDestructive Tendenciesと似ていますが彼らが全面的にサポートしているので似ているのは致し方ないかも。ちなみにDarkside Unleashedと同じくTwistedのサブレーベルであるInfexious Hardstyleとの共同アルバムらしくUnresolvedと合作したRawstyleも収録されています。

 

Striker & Iridium - Destruction [Violent Disorder]

Exode RecordsのサブレーベルViolent DisorderからリリースされたStrikerのアルバムからの1曲。3人組Uptempo/TerrorユニットのIridiumとの合作でどストレートでストイックなTerror。Terror界の巨匠Drokzもこのアルバムにリミキサーとして参加していたり何かとStrikerのことを評価しており、来年はStrikerの活躍に期待です。

 

Delete ft. Tha Watcher - Payback [End of Line Recordings]

今年もRawstyle勢はDelete、Warface、Malice、Krowdexx、Radical Redemption、Jack of Soundなどがアルバムを相次いでリリース。アーティストごとに個性が顕著に出ていて特に周りの人たちにはMaliceのアルバムが人気みたいです。色々アルバムがリリースされましたが僕はDelete 1stアルバム「Alpha Omega」が非常にお気に入り。Rawstyleアーティストの中で1番好きなのがDeleteというのもあるんですが、特にMCにThe Watcherを迎えたPaybackは淡々と重いキックが叩きつけられるDeleteらしい1曲に仕上がってると感じました。

 

The DJ Producer - Back to the Oldschool [Heresy]

CrossbreedレーベルHeresyから突如リリースされたThe DJ ProducerのアルバムFuture Incognito。正直14曲すべてが良曲なので1番とか選びにくいんですが中でも良かったと思ったのがBack to the Oldschoolでした。余談ですが今年Heresyの主宰であるIgneon Systemが活動休止を宣言しHeresyの動向も気になっていましたが今の所特に音沙汰なしの状態。HeresyのIgneon System & Deathmachine - Sinsを聴いてCrossbreedを聴くようになったのでこのままペースは落ちても何かしらリリースしてほしいと思います。

 

The 3Eyed - The Struggle [Industrial Strength Records]

よく音圧の塊と称してThe Satanの名前があがりますが、このThe 3Eyedもかなりやばいレベルの音圧魔神。今回のEPは全体的に速めのBPMの曲が多くThe Struggleも220のUptempo Hardcoreに仕上がっています。まだそこまでリリースが多いアーティストではないのですが、来年はもう少しリリースが活発になればいいなと思います。

 

まだまだ数多くの曲をあげようと思いましたが流石にめんどくさいのでこの辺にしておきます。今年は引退やら活動休止のアーティストが多くて非常に辛い1年でした。また、来年はDTMにも力を入れていきたいので色々な曲を聴いてインスピレーションを受けていきたいと思います。